令和3年度6月定例会


掲載日:2021.06.25

バリアフリーのまちづくり

今回の法改正で、初めて公立小中学校のバリアフリーが義務化される事になったが 現状と課題は
特に多目的トイレの設置が遅れている。今後、校舎のトイレ改修、学校の統廃合による建替えや大規模改修に合わせバリアフリーを推進していく。
公民館のバリアフリーの現状と課題は
段差のある施設では、スロープの設置で対応している。オストメイト対応トイレは二本木公民館のみ。 手摺りの設置など対応可能なバリアフリー化については、施設の改修時や建て替えを待つことなく計画的に対応を進める。
市役所のバリアフリーの現状と課題は
現状、抜本的な改修が必要であるものについては、現状の建物では実施が困難。 新庁舎は、バリアフリー化、ユニバーサルデザインの導入と現庁舎の課題を踏まえて整備していく。

ICT機器を用いた学校教育

タブレット端末の活用の現状は
全小中学校で、画像・映像撮影を利用した観察記録の作成やインターネットを利用した各教科の調べ学習などの授業等での活用をしている。又、学校外だと修学旅行に持参し理解を深めている。
各小中学校の大型モニター等の現状は
プロジェクターは、小学校16校に51台、中学校11校に42台。電子黒板は、小学校15台、中学校7台。大型モニター・テレビは、小学校104台、中学校68台。大型テレビ等を各学校に導入する為、補正予算を今回の定例議会に計上している。議決後、学校のICT環境を整え、子どもたちの学びを支援していく。
特別支援教育における個別最適なICT機器・デジタル機器の現状は
4点の独自の活用をしている。1.授業においてタブレットの使用方法を学ぶ自立活動としての活用、2.文章や単語を読み上げてくれる「デイジー教科書」の活用、3.一人一人の特性に応じた学習ドリルソフト等の活用、4.個別に支援が必要な児童生徒への個別対応としての活用を行なっている。

障がい者スポーツを取り巻く環境整備

車いすユーザーの方々のトイレなどの整備状況、市民体育館や地区体育館などの使用の現状可否は
市民体育館は、多目的トイレの改修、既存トイレの段差解消、障がい者用駐車場の整備、車いす利用者も利用できるシャワー室の改修が済んでいる。各地区体育館においては、バリアフリー化など、未整備の部分があることから利用しにくい状況。 市体育施設については、車いす利用者に利用いただく際の利用制限は無い。
市民体育館や地区体育館などを車いすスポーツの方々が使用するにあたっての課題は
各地区体育館は、スロープは設置済みだが、多目的トイレの設置や段差解消などのバリアフリー化が、宮寺地区体育館を除く4施設で対応できていない。今年度から順次、予定している各地区体育館の改修工事において対応していく。
車いすスポーツも含め、障がい者スポーツを行政において、今後どのように普及、推進していくのか
障がいのある方も障がいのない方も楽しく交流できる、障がい者スポーツ事業に取り組むと共に、身近な地域で日常的にスポーツを楽しめる体育施設に繋げていく。