令和3年度12月定例会


掲載日:2021.12.21

性犯罪・性暴力について

幼児期などの子どもにおける取り組みとして、こどもの性被害に対する認識は
幼児期の子どもは、性被害を受けたとしても性被害と気付かず、被害後時間が経過し、心に大きな傷を受ける場合がある。その為、日常保育の中での見守りやケアは必要と認識している。
幼児期などの子どもにおける今後の取り組みは
水着で隠れる部分である「プライベートゾーン」を、他の人に見せたり・見たり・触ったり、嫌なことをされたら訴える事など教えていきたい。
学校教育における取り組みとして、「生命(いのち)の安全教育」の教育委員会の対応は
性犯罪・性暴力の背景にあるとも言われる性差別意識の解消に向け、男女平等教育が肝要。性の多様性への配慮ならびにジェンダー平等の観点から、市内の小中学校は本年度より、男女混合の名簿を使用。また、名前を呼ぶ際は男女を問わず「○○さん」に統一した。
学校教育における今後の取り組みは
被害児童生徒に対する相談体制の強化が必要と考えている。「生命(いのち)の安全教育」の教材や指導の手引きの内容を研究し、現在小中学校で指導している内容とのバランスをとり、より効果的な指導の在り方を教育委員会として検討していく。
課題・今後の取り組みは
性犯罪・性暴力の被害者の多くが女性である背景には、女性を男性よりも劣っていると考える性差別があると言われている。その為、引き続き関係各課と連携し固定的な性別役割分担意識からの脱却と多様な生き方を尊重する社会に向け、さまざまな取り組みを行っていく。犯罪被害者等窓口対応マニュアルの改訂等も取り組んでいく。
犯罪被害者等支援条例の検討状況は
現在、埼玉県、埼玉県警本部、県内の条例制定自治体や犯罪者被害者支援団体などの関係団体と意見交換を行い、令和4年度の制定に向けて条文の内容を検討している。

運転免許証の自主返納について

入間市における65歳以上の高齢者の保有率は
運転免許証保有者総数に対する高齢者の保有比率は、令和元年が25.27%、令和2年が25.72%、令和3年が25.98%。
課題
高齢者で運転に不安があるが、買い物や通院など日常生活に支障があることから、免許証を返納したくてもできない方がおり、そういった方への配慮が必要であると考えている。
県が行なっているシルバー・サポーター制度の拡充と周知を含めた、今後の取り組みは
市公式ホームページ等で周知を行ってきたが、今後は埼玉県警察の担当と連携し、協賛事業所の拡大についても検討していく。周知はこれまでの市公式ホームページ・広報いるま等でのポスターやチラシの配付に加え、高齢者向けの交通安全教室の機会を捉え、ご自身の状況を知って頂く等の啓発活動を実施していく。

新光中央公園のトイレ改修について 

トイレ改修の検討状況は
令和2年9月に地元西武地区から要望書を提出された。トイレ改修の他、緊急車両、応急対応車両、障がい者用の駐車場設置や老朽化した公園施設の機能向上のための改修等の内容であった。全ての要望を一度に対応することは困難であることから、内部で検討を重ね、トイレ改修と障がい者用駐車場の設置を優先させることとした。
トイレ改修に向けたスケジュール等の見込みは
富士見公園のトイレは、令和元年度に改築工事を行った。優先順位として、次に新光中央公園のトイレであると考えている。しかし、現在の厳しい財政状況を考慮すると、直ぐに対応する事は困難であるが、改修の必要性は認識している。なるべく早期に対応できるよう準備を進めていく。