平成30年度9月議会


掲載日:2018.09.14

【社会教育】 誰もが読書を楽しめる環境づくり

図書館の現状として、蔵書、蔵書数、来館者数、貸し出し数
平成30年4月1日現在の資料蔵書数は57万768点 次に、平成29年度の入館者数、全館合計で70万6,830人、1日平均約2,300人の方にご利用頂いた。月別で一番多い月が8月で約7万4,000人、一番少ない月が1月で約4万9,000人  次に、平成29年度の各館の貸し出し点数は、本館、こちらには移動図書館、宮寺配本所を含むが、本館が37万7,801点、西武分館17万668点、金子分館5万8,135点、藤沢分館24万5,338点、合計85万1,942点。前年度と比較して、資料蔵書数、入館者数については増加しているが、貸し出し点数については減少している
カエボン制度とは、手持ちの本からこれぞという本を1冊選び、オリジナルの推薦を帯を書き、棚に置きます。かわりに気に入った誰かの本を持ち帰ります。本を取りかえっこするカエボンが注目されている。カエボン制度に対するお考えは
専用の本棚に置くことで、別の人が本棚から気になる本を借り、読書後に感想を記入し、本棚に戻すという仕組みであり、本を通して人と人とがあつまる、つながる、ひろがることを目指しているものと認識している。 先進地の情報収集等を行いながら、図書館として取り組むことができるか研究していく
貸し出し雑誌の表紙を活用してのスポンサー制度の現状を
平成23年7月から図書・定期刊行物寄贈サポート事業として実施し、NPO法人の仲介により協賛企業から雑誌を受け入れていた。平成29年7月から平成30年6月までの協賛企業は5社で、受け入れ雑誌数は32誌あったが、仲介者のNPO法人の申し出により、平成30年6月末日をもって本事業は一旦終了する
LLブックのLLとは、サイズではなく、スウェーデン語で優しく読めるという意味の略語。LLブックは、スウェーデン発祥で、スウェーデンでは1960年代、健常者と同じように情報を得たいという障害者の方の思いに応え、国の支援で出版が始まった。知的障害や日本語が得意でない方など、情報提供では理解が難しい方でも読書を楽しめるように工夫が施されている。 LLブックの整備は、文部科学省の学校図書館ガイドラインでも推奨されている。 市内各図書館におけるLLブックの蔵書状況は
入間市立図書館では、現在本館で7冊、西武分館で4冊、金子分館で4冊、藤沢分館で6冊、合計21冊
学校図書館への配備が推奨されていますが、市内の小中学校への周知はどのようになってい
現在のところ、市内小中学校への周知は行ってない。今後は、学校図書館研究部研究協議会など学校と連携する会議、授業などでLLブックについて周知を行っていく
LLブックを特別支援学級や学校図書館に導入する考えは 今後の展望と課題
現在、入間市内の公立小中学校の特別支援学級や学校図書館には、LLブックの所蔵はない。図書、教材の購入は、各学校の判断となりますので、LLブックについて、機会を捉えて各学校に紹介していく。  次に、LLブックの今後の展望と課題について。LLブックについては、発行されている種類が少ないことが現状、また課題でもあるが、今後発行されるタイトル数も徐々に増えていくものと思われる、予算の範囲内で蔵書数を増やしていければと思っている。
市内各図書館においてLLブックのコーナーの設置
今後蔵書数が増加してきたら、各分館でもコーナーを設置していく
ブックスタートは、2018年8月31日現在、NPOブックスタート調べでは、全国で1,032市区町村、埼玉県内では41の市町村で実施している。 ブックスタート事業の現状
親子で一緒に赤ちゃんから楽しめる絵本や紙芝居の読み聞かせを行い、導入に向けての下準備をしているのが現状

【福祉行政】 ユニバーサルデザイン

バリアフリー化の一環として交差点や公共施設などによくあります、黄色い丸や長方形の凹凸のあるものです。誘導用ブロックは、視覚障害者の方が自分で歩行するためにはなくてはならないものである。そこで、現在本庁舎、健康福祉センター、産業文化センターでの誘導用ブロックの導入状況、またどのようなルールに基づいて整備したのか
市庁舎では、東側から庁舎正面玄関まで及び南西側から連絡通路を経て西側入り口までの通路に設置されている。健康福祉センターでは、南側から正面玄関までの通路に設置されており、産業文化センターにつきましても、南側から産業文化センター及び図書館入り口までの通路に設置をされている
導入に対しての認識
障害の程度にもよりますが、視覚障害のある方は、聴覚、触覚、嗅覚などの視覚以外の情報を手がかりに周囲の状況を把握している。視覚障害者誘導用ブロックは、視覚障害のある方が足の裏やつえによりブロックを確認することで、進行方向、危険箇所などを把握し、移動等の安全性の確保を目的に設置されているもので、視覚障害者の行動範囲を広げ、社会参加を促進する大切な役割を担う設備の一つであると認識しており、その設置については、法令等の基準に沿うのは当然のこととして、施設を利用する障害のある方の声にも可能な限り配慮する必要があると考えている
将来新しくつくるものに対し、問題意識を持ちながら進めていってほしいと考えていますが、今後の当市のユニバーサルデザインの取り組みについてお考えは
障害者福祉を計画的に推進することを目的とする障害者福祉プランでは、取り組みの一つとして公共施設等を整備する際の障害者の意見を反映する機会の確保を掲げており、今後も障害者差別解消法で求められている合理的配慮の提供を推進するため、視覚障害のある方を含め、障害のある方のご意見をいただく機会を確保するなど、丁寧な対応について施設所管課と調整を図っていく

【人権】 人権週間に合わせて性的少数者への取り組みを

市民ホール展示コーナー等での過去3年間のパネル展の現状
毎年6月1日の人権擁護委員の日にちなんだ取り組みとして人権擁護委員、行政相談員及び心配ごと相談員による合同相談に合わせ、世界人権宣言書画パネルを展示。平成28年度は6月1日から3日まで、平成29年度は5月31日から6月2日まで、平成30年度は5月30日から6月1日まで本庁舎1階の市民ギャラリーにおいて開催
市民ホール展示コーナーで人権週間に合わせてLGBT啓発パネル展の開催に対してのご見解
大変効果的な啓発手法の一つであると考えております。 大変効果的な啓発手法の一つであると考えている。 本年12月4日から10日の人権週間に合わせてパネル展示を計画している。本年は、議員ご提案のとおり、性的少数者への啓発を中心とし、多様性の尊重をテーマとした内容で進めてまいりたいと考えている。今後も性的少数者への啓発に関する市民向けの講演会の開催や職員研修を継続していくとともに、人権週間等を利用して人権啓発のためのパネル展示等も実施していく